Hütte paper worksのペーパーアイテム
神戸・旧居留地を拠点としたステーショナリーメーカー「プロペラスタジオ」の紙製品ブランド「Hütte paper works」。紙質や印刷手法にこだわり、身近な草花などをモチーフにした、ほっと心安らぐ多彩なペーパーアイテムを展開しています。
身近な自然美を紙と活版印刷で表現
「プロペラスタジオ」は1994(平成6)年、イラストレーターでデザイナーでもある家合海二さんと悦子さん夫妻によるデザイン会社として神戸市中央区で産声を上げました。「イラストがさりげなく入ったポストカードが欲しいと思った時にどこへ行っても見つからず、当時経営していた日本と北欧の暮らしの道具を扱う店『Hütte』のオリジナル紙文具として作ることにしました。それが『Hütte paper works』の始まりです」と振り返る悦子さん。デザインは自ら考え、イラストは知り合いのテキスタイルデザイナーの女性に野山に咲く季節の草花を依頼しました。製品化し販売したところ好評で、以降、カレンダーやレターセットなどアイテムを増やしていきました。「イラストは繊細なタッチで彩色は控えめに、余白を残したシンプルなデザインを心がけ、風合いのある紙に凹凸が出る活版印刷で表現しています」
やがて百貨店から催事の依頼が来るようになり、徐々にファンが増える中、6年前にイラスト担当の女性が病気で他界。翌年のカレンダーが未完成のまま残されました。「せっかく途中まで描いてくれたのだから」と、植物に詳しくイラストも描ける海二さんが後を引き継ぎ、何とか完成。「不評だったらやめるつもりでしたが、お客さまは変わらず喜んでくださり、夫のイラストで続けることにしました」
その後は、六甲山や自宅の庭に咲く花などをモチーフに、毎年新作を発表。紙製品と相性の良いスタンプなども生まれ、進化を続けています。
製品は神戸・ハーバーランドの「NAGASAWA 神戸煉瓦倉庫店」、オンラインショップ、各地の催事で販売し、今年9月には初のイラスト展も開催。「印刷すると原画の雰囲気がどうしても薄れてしまうので、元々の絵も見ていただきたいと思って」と悦子さんは話します。
デジタルの時代に貴重な存在となった活版印刷によるペーパーアイテム。風合いのある紙に刷り込まれた繊細なタッチの草花たちは表情豊かに、手にする人の心を優しく包み込んでくれます。



HP:https://propeller-studio.net/
オンラインショップ:https://huttepaperworks.shop/
Instagram:https://www.instagram.com/huttepaperworks/
北欧、旅の記憶
日時:9月12日(土)~27日(日)〔14日(月)、24日(木)を除く〕12:30~19:00(最終日は17:00まで)
場所:cozyca products shop HIRAETH(京都市中京区指物町322)
※詳細はInstagramで
紙フェスKOBE2026 ~紙モノ雑貨と紙繋がりのアイテムたち~
日時:11月12日(木)~16日(月)10:00~19:00(最終日は17:00まで)
場所:大丸神戸店(神戸市中央区明石町40)
NAGASAWA 神戸煉瓦倉庫店
神戸市中央区東川崎町1-5-5 ハーバーランド煉瓦倉庫南棟
TEL:078-371-8130
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜
アクセス:地下鉄「ハーバーランド」駅から徒歩約5分