Official SNS instagram facebook twitter
このサイトについて

イチゴ狩りに出かけよう!

甘い香りが漂うハウスの中で、真っ赤に色づいた大粒の果実を収穫してぱくり。フレッシュな取れたてが味わえるイチゴ狩りは、シーズンだけのお楽しみです。市場にはあまり出回らない品種に出合ったり、はさみではなく手でもぎ取ったり、品種の食べ比べをしたり。農園に出かけ、旬のイチゴを味わい尽くしましょう。

ブランドイチゴ「あすかルビー」を堪能(いちごICHIJYU FRUIT FARM)

能勢電鉄「日生中央」駅から車で北上すること約10分。山懐に抱かれた猪名川町阿古谷地区に「いちごICHIJYU FRUIT FARM」はあります。約6,600㎡の広大な敷地に立つ25棟のビニールハウスで、約6万5,000株が栽培されています。

品種は奈良県のブランドイチゴ「あすかルビー」のみ。宝石のルビーのような輝きがあることからその名が付いた高級品種です。味にほれ込んだ創業者が20年ほど前に農場を立ち上げました。「いい感じに酸味もあって、甘みとのバランスが絶妙です。兵庫県で栽培しているのはうちだけで、イチゴ狩りができる所となれば関西でも数えるほどしかありません」と話すのは、同ファームを運営する株式会社三の矢の代表取締役、カーペンター麻美子さん。「関西各地の『あすかルビー』ファンに来ていただいています。リピーターの方が多いですね」

「あすかルビー」のおいしさを引き出すために、独自に配合した液肥を使用し、くみ上げた地下水に混ぜて与えています。イチゴの味は水分量によって大きく変わるため、毎日の天気を見ながら潅(かん)水量を20cc単位で変えているそうです。

同社が川西市内で経営するフルーツカフェ「いちごICHIJYU FRUIT CAFE」では、イチゴ狩りの期間中、ファーム直送の「あすかルビー」を使ったメニューを提供しています。今年はぜいたくに「あすかルビー」の“はしご”を楽しんでみてはいかがでしょう。

栽培ベッドをつり下げる空中栽培を採用。床面に障害物がないため通路は行き来しやすくなっています。45分間食べ放題のイチゴ狩りはホームページから予約できます。
「へたの際まで赤く色づいているものがおいしいです。変形していても味は変わらないので、面白いからと変形を好んで取るお客さんもいらっしゃいますよ」とカーペンターさん。
左から、「いちごICHIJYU FRUIT CAFE」の「採れたていちごパフェ」(1,300円)、「いちごの生ジュース」(650円)。いずれも新鮮な「あすかルビー」をふんだんに使用しています。
いちご イチジュウ フルーツ ファーム
猪名川町上阿古谷字縄手674
TEL:072-743-9105
イチゴ狩り期間:6月2日(日)まで
営業時間:10:00~15:00
料金:中学生以上2,640円、小学生2,090円、3歳~小学生未満1,320円、1・2歳550円※5月8日(水)以降は中学生以上1,650円、3歳~小学生未満・65歳以上1,100円、1・2歳無料
定休日:月曜
アクセス:能勢電鉄「日生中央」駅から車で約10分
ホームページ:https://www.sannoya.co.jp/
マップ:https://maps.app.goo.gl/g6oa4sNxvzJeKuPx8
いちご イチジュウ フルーツ カフェ
川西市多田桜木2-3-28 リバーサイド岡田ビル1F
TEL:072-790-2715
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
アクセス:能勢電鉄「多田」駅から徒歩すぐ
マップ:https://maps.app.goo.gl/cb7zg5vRr8tvX4D39

農家さながらに手でもぎ取る収穫体験(赤まる農園)

神戸市西区平野町。明石川流域に広がる平野町は古くから農業が盛んで、「赤まる農園」ものどかな田園地帯の一角にあります。イチゴは地面に畝(うね)を立てる土耕栽培により育成。土づくりにこだわり、土中の微生物のバランスを整える有機資材を中心に使用しています。12月から5月にかけての収穫時期には直売を実施。暖かくなってきた3月24日からはイチゴ狩りも開催しています。

時間制の食べ放題ではなく、欲しい分だけ摘み取って購入するスタイル。併設の「fruits stand」前にテーブルとベンチが置かれたスペースがあり、会計後にそこで食べることもできます。そして、一番の特徴は、はさみではなく手でもぎ取ること。「私たちが普段行っている収穫作業をそのまま体験していただきます」と同園代表の宮﨑敦子さん。「人差し指と中指で茎を挟んで、手前にくいっと引きます」と、実に傷を付けないもぎ取り方を初めにレクチャーしてくれます。

品種は、約7粒で1日分のビタミンCを摂取できる「おいCベリー」と、より甘みが際立つ「よつぼし」。いずれもそれほど大粒ではありませんが、こだわりの土の恵みを存分に受けた濃厚な味わいです。

「fruits stand」では自家製ジェラートも販売。「赤まる農園のイチゴに合ったレシピを三宮のジェラート専門店に作ってもらいました」と宮﨑さん。薫風を感じながらもぎたてイチゴとジェラートを味わう、最高のひと時を過ごしてみませんか。

「もぎ取る時はべたべたと触ったりつかんだりせず、優しく扱ってくださいね」と宮﨑さん。
園内の通路は全面防草シート張りのため、土や泥は気になりません。イチゴ狩りは特設ページからの予約制です。
左から、「いちごジェラート」(800円)、自家製ジェラートを使用した「赤まる農園パフェ」(1,580円)。
赤まる農園
神戸市西区平野町繁田589
イチゴ狩り期間:5月6日まで※期間は変更になる場合があります
営業時間:不定期※赤まる農園のInstagramで随時お知らせ
料金:入園料500円(小学生未満は無料、ただし1人につき大人1人の同行が必要)、摘み取りしたイチゴは100g480円
定休日:不定休
アクセス:神姫バス「繁田南」下車すぐ
特設ページ:https://aschool.info/item/item30.html/
マップ:https://maps.app.goo.gl/QGupvCaxDo5tkC376

4品種を栽培する広々空間で食べ比べ(神戸・三田ながしお農場)

中国自動車道「神戸三田」ICから約5分と、車でのアクセスが便利な場所にある「神戸三田ながしお農場」。地域最大級という4,000㎡の敷地にイチゴハウスが10棟あり、2段式の高設栽培により約2万7,000株が育てられています。独自に配合した培養土を使用し、肥料も有機が中心。「交配のためにミツバチを利用したり、天敵農法を取り入れて害虫を駆除したりと、環境に優しい栽培に取り組んでいます。防虫剤はできるだけ使いません」と、株式会社ながしお農場の代表取締役を務める永塩有さんは話します。

甘みと酸味のバランスがいい「紅ほっぺ」、兵庫県の育成品種で希少な「紅クイーン」、ジューシーで酸味が少ない「章姫」、さっぱりとした甘さで香り高い「かおり野」の4品種を栽培。生育状況により品種は選べませんが、30分間食べ放題のイチゴ狩りでは2品種以上の食べ比べを楽しむことができます。売店で販売されている練乳やチョコソースを付けて食べるのも一興です。 売店には自社のイチゴを使った加工品も。中でも「ストロベリーラクトアイス」はイチゴ含有量が70%というこだわりぶりで、フレッシュな素材そのものの風味がたっぷり詰まっています。おなかに余裕があれば、ぜひお試しを。

上下の段に異なる品種を栽培するハウス内は通路幅が広く、車いすやベビーカーもスムーズに通行できます。
膝から腰の位置にあるため楽にイチゴ狩りが楽しめます。予約はホームページから。
左から「ストロベリーラクトアイス」(500円※農場内限定価格)、「畑からそのまんま ながしお農場いちごソース」(650円)。
神戸・三田ながしお農場
三田市沢谷字南山759
イチゴ狩り期間:6月上旬(実がなくなる)まで
営業時間:10:00~14:00(土曜、日曜、祝休日は16:00まで)
料金:小学生以上2,900円、3歳~小学生未満2,200円、1・2歳600円
定休日:月曜、火曜
アクセス:神姫バス「学園7丁目」下車徒歩約20分
ホームページ:https://nagashio-nojo.com/
マップ:https://maps.app.goo.gl/56pajs7srpKhXwb26
Recent Articles