兵庫の文化や歴史を迫力の映像でたどるアフター万博
地下鉄海岸線「中央市場前」駅からすぐ、県立兵庫津ミュージアムには、「大阪・関西万博」の「関西パビリオン」の兵庫県ゾーンにあったシアター型展示「HYOGOミライバス」が移設されています。合わせて、「オランダパビリオン」で人気を博した伝統菓子、ストロープワッフルの国内唯一の専門店「Wafelhuis」を紹介します。
兵庫の魅力を訪ねる10分間の時間旅行
県立兵庫津ミュージアムの「ひょうごはじまり館」の1階、無料ゾーンの一角に「ひょうごダイナミックシアター」があります。従来は、県内の名所や棚田、産業遺産などをドローンで撮影した「COLORS 兵庫のいろどり」(約5分)と、県誕生のストーリーをミュージカル仕立てで紹介した「1868 兵庫のはじまり」(約20分)の2作品を上映。2026(令和8)年4月に「HYOGO ミライバス」(約10分)が加わりました。
「HYOGOミライバス」は、「日本書紀」の国生み神話から始まり、兵庫県が取り組んできたこと、乗り越えてきたことを迫力の映像で描いた作品です。伝統的工芸品の丹波焼や野生復帰が進むコウノトリ、阪神・淡路大震災からの創造的復興といった、兵庫の文化や歴史をたどる映像が巨大スクリーンで楽しめます。案内役のロボットと共に時空を超えるバスに乗り込み、旅がスタート。コウノトリと一緒に大空を舞ったり、炎が燃え盛る登り窯の内部に飛び込んだりと、現実では味わえない体験ができます。「未来を開くのは、豊かな自然とそこに住む人々の力であることを映像から感じ取ってほしい」と館長の山下史朗さん。「万博では抽選に外れて見ることができなかった」という人が多く訪れているそうです。
他に、兵庫県ゾーンをはじめパビリオンや店舗のスタッフのユニホームの展示や、兵庫県ゾーンのスタンプコーナーも。迫力のシアター型展示と合わせて万博を追体験してみては。



神戸市兵庫区中之島2-2-1
TEL:078-651-1868
開館時間:9:00~18:00(10月~翌3月は17:00まで)
休館日:月曜(祝休日の場合は翌平日)
常設展観覧料:大人300円、大学生200円、70歳以上150円、高校生以下無料(「ひょうごダイナミックシアター」は無料)※企画展は別途料金が必要
アクセス:地下鉄「中央市場前」駅から徒歩約5分
HP:https://hyogo-no-tsu.jp/
マップ:https://maps.app.goo.gl/dHHri7YaPMUc1NsF6
時間とともに食感が変わるオランダの伝統菓子
JR「六甲道」駅から北西へ歩いて約5分。大通りから少し路地を入ると、スカイブルーの看板が印象的なストロープワッフル専門店「Wafelhuis」があります。ストロープワッフルは、ワッフルメーカーで薄く焼いたクッキーを横半分にスライスし、間にキャラメルを挟んだもの。店内の厨房で一枚一枚、手作りされています。「18世紀にオランダで生まれた伝統菓子で、クッキー生地の切れ端を活用するために職人が思い付いたレシピだといわれています」と店主のマルコ・ボスさん。
焼きたてはサクサクで、時間を置くほどにキャラメルの水分をクッキーが吸収し、しっとりした食感に変わっていきます。「オーブントースターで2分ほど加熱すればサクサク感が復活します。オランダでは、温かい飲み物が入ったカップにかぶせて、さらにしっとりさせてから食べます。好みの食感やタイミングを見つけてほしいですね」
万博で出していたのは、通常提供している商品の2倍ほどのサイズ。シナモン風味のクッキーと濃厚な甘さのキャラメルが好相性で、どこか懐かしい味わいです。もう一つの万博グルメ、「クランブルアイスクリーム」は、ソフトクリームにワッフルのクッキー部分とキャラメルシロップを加えています。オランダの定番おやつを試してみませんか。



神戸市灘区六甲町1-6-21
TEL:078-858-6663
営業時間:11:00~18:00
定休日:日曜、火曜
アクセス:JR「六甲道」駅から徒歩約5分
HP:http://www.wafelhuis.com/
マップ:https://maps.app.goo.gl/mZ1PoMTNKBYPvEwK8