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聖夜の食卓はチキンで華やかに

クリスマスの食卓といえばチキン。今年は豪華に丸ごと1羽をリザーブしませんか。フランス直輸入のマシンで焼き上げたものや中華料理の前菜である焼鶏(しょうけい)、リゾットを詰めたイタリアンメニューなど、聖夜に食べたいチキンを紹介します。

兵庫県産の鶏を使ったフランス式ローストチキン(Mon Petit Poulet)

阪急「御影」駅から南へ歩いて約5分。山手幹線沿いに、黄色の壁がひときわ鮮やかな店があります。店名の「Mon Petit Poulet」はフランス語で「私のかわいいチキン」。大型のグリル、ロティサリーマシンで焼くフランスの伝統的なローストチキンとフレンチ総菜の店で、大きなガラス窓越しに、くるくると回りながら焼かれる丸鶏を見ることができます。「ロティサリーマシンはフランスのトップメーカー、Doregrill社製を直輸入したもので、日本には数台しかありません」とオーナーシェフの伊藤剛さんは話します。

鶏肉は全て兵庫県産で、主に丹波地域で飼育されたものを仕入れています。一般的にローストする鶏は1羽の重さが1.2㎏から1.5㎏なのに比べ、同店で扱う鶏は「よりジューシーさを味わっていただけるように」と、2.3㎏から2.5㎏と大きくボリューム満点。1羽で4~6人前だというから驚きです。

下味は天然岩塩と、ローズマリー、タイム、ローリエをオリーブオイルに混ぜた自家製ハーブオイルのみ。表面にたっぷりと塗り、一晩寝かせてからロティサリーマシンへ。1時間半から2時間、ゆっくりと火を入れていきます。「出来上がりはジューシーで鶏本来の味を堪能できます」。マスタードを付けて食べるのがおすすめだそうです。

フランスではローストチキンを常備菜とする文化があり、お弁当のおかずにしたり、サンドイッチの具にしたりと、ハムやソーセージのように使われているのだとか。「クリスマスだけでなく、普段から食べてほしいですね」と伊藤さん。日本にローストチキン文化を広めるべく、今日もロティサリーマシンを動かします。

12月23~25日のメニューはローストチキン(要予約)のみ。1羽「Whole Chicken」(4,950円)、半羽「Half Chicken」(2,950円)。プラス550円でカットもしてくれます。詳細はホームページで確認を。ホームページからの予約がおすすめ。引き取り時間帯も5つから選べます。
「うちのローストチキンは無添加なので安心して食べられます。日々の食事にもっと取り入れていただきたい」と伊藤さん。
 
モン プティ プレ
神戸市東灘区御影郡家2-4-10
TEL:078-891-6978
営業時間:11:00~14:30、15:30~19:00(売り切れ次第閉店)
定休日:月曜(祝休日の場合は営業)
アクセス:阪急「御影」駅から徒歩約5分
HP:http://www.monpetitpouletkobe.net
マップ:https://maps.app.goo.gl/tSfhe8dNYcnMP1uq8

独自のスパイスが癖になる中華の前菜(劉家荘)

神戸・南京町にある中華料理店「劉家荘」の看板メニューが「焼鶏(しょうけい)」。丸ごと1羽を240度の油で揚げてから40分間蒸して仕上げる北京料理の前菜です。「常温で食べていただく料理。冷めても硬くならないように作っています」と株式会社劉家荘代表取締役の劉繕雲さん。「蒸しているので皮も身もしっとりとしていて、いったん揚げることで閉じ込めたうまみを存分に味わっていただけます」

淡路島の提携養鶏場から毎日届く鶏肉は、生後45日くらいの若鶏のもの。臭みが少なく、軟らかい肉質が特長です。ひきたての新鮮な若鶏に、八角など数種のスパイスを独自に調合してすり込み、24時間置いた後で調理。しっかりと味が染み込んだ身は何も付けなくても十分おいしく、オリジナルスパイスの爽やかな風味が癖になります。

テイクアウトも可能で、「もともとは前菜ですが、アレンジは自由。オーブンで焼き目を付けてもいいし、ラーメンに入れてもいい。チャーシューの鶏バージョンとして、いろいろ楽しめますよ」と劉さんは話します。 12月22~25日は予約が必要で、12月1日から受け付けをスタートするそう。毎年1週間ほどで売り切れるという人気の逸品は、早めの予約がおすすめです。

テイクアウトの「焼鶏(1羽)」(3,000円)。半羽(1,500円)もあります。※写真は盛り付け例
「家でカットする際は粗熱を取ってから、関節の部分に包丁を入れるとうまく切れます」と劉さん。
劉家荘
神戸市中央区元町通1-4-8
TEL:078-391-7728
営業時間:11:30~14:30(L.O.)、17:00~20:15(L.O.)
定休日:水曜
席数:カウンター5席、テーブル24席
アクセス:JR・阪神「元町」駅から徒歩約5分
HP:https://www.ryukasou.com
マップ:https://maps.app.goo.gl/zWv5j3WzNXZfEs9Y7

イタリアンのシェフが手がけるクリスマスチキン(Cucina Italiana e Gastronomia CICCIO)

宝塚市役所の近くに店を構える「Cucina Italiana e Gastronomia CICCIO」は地元で人気のイタリア料理店。毎年クリスマスの時季は通常営業は行わず、特別なテイクアウトメニューのみを販売しています。今年は、「ポルチーニ茸と木の子のリゾットを詰めたローストチキン(トリュフ風味のグレービーソース)」「CICCO特製オードブル盛り合わせ」「ボローニャ風ラザニア」を用意。中でもローストチキンはイタリアンレストランならではの味を追求した本格派です。

塩と砂糖、ローズマリーなど数種のハーブ、スパイスを煮立てたソミュール液に国産の丸鶏を1~2日漬けた後、キノコたっぷりのリゾットを詰め、もう一度表面にスパイスをすり込んでからオーブンへ。フレッシュなローズマリーをのせて180度で40分ほど焼きます。

「焼いている間に鶏のうまみがリゾットに染み渡ります。食べ応えがあるので、サラダやパスタを加えるだけで、クリスマスの食卓が出来上がりますよ」と話すのはオーナーシェフの谷口勝彦さんです。「できるだけ熱々を召し上がっていただきたい」と、予約の引き渡し時間から逆算してオーブンに入れているそうです。

一度食べるとやみつきになる同店のローストチキン。購入者はリピーターがほとんどで、オードブルやラザニアとセットで予約する人も多いとか。今年のクリスマスは、おうちで本格イタリアンを味わいませんか。

クリスマス(12月22~25日)のテイクアウトメニューの予約受け付けは12月9日まで。「ポルチーニ茸と木の子のリゾットを詰めたローストチキン(トリュフ風味のグレービーソース)」は約2人前で4,000円。※写真は盛り付け例
 
「年に一度、クリスマスの時期だけにお作りする特別なメニューです。この機会にぜひお召し上がりください」と谷口さん。

 
クッチーナ イタリアーナ エ ガストロノミア チッチョ
宝塚市伊孑志3-15-49 田中ビル1F
TEL:0797-75-3311
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:00)〔月曜はランチタイムのみ〕
定休日:日曜
席数:テーブル8席
アクセス:阪急「逆瀬川」駅から徒歩約10分
HP:https://ciccio114.com/
マップ:https://maps.app.goo.gl/e9CetqXwdvwk2pqp8
 
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