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非日常の空間で美活メニューを味わう

宝塚市の閑静な住宅街に立つ完全予約制の「レストラン マグノリア」は、フレンチに健康的なタイ料理を融合させた、食べることで美しくなれる美活メニューを提供する名店。明治時代の意匠を残す趣のある空間で、非日常のひとときを過ごすことができます。

フレンチとタイ料理を融合させた“フレンチフュージョン

宝塚で生まれ育ち、建築業界で働いていたオーナーシェフの大岩旺邑子さん。その頃の業界は女性が活躍する場が少なく、自分ができることを考えた結果、もともと好きだったフランス料理を極めることを決意。料理・菓子専門学校「LE CORDON BLEU(ル コルドン ブルー)」のパリ校とバンコク校へそれぞれ1年ずつ留学しました。 アンヘルシーなフレンチを習得する一方で、「これからの料理には健康的な要素が必要。フランス料理の知識だけでは健康かつおいしい料理にはたどり着けない」と感じていた大岩さん。独自性を模索する中で出合ったのが、アジアのハーブやスパイスでした。本場のタイ料理を学び、ハーブやスパイスをより効果的に取り入れた日本人に合う健康的な料理を探求する中で、フレンチとタイ料理を融合させた‶フレンチフュージョン″が生まれました。「アジアのハーブ、スパイス、野菜はアンチエイジングや健康に良いとされますが、苦手な人も多い。独特の味わいのパクチーに苦手意識を抱く人も、フレンチと合わせることで食べられるようになりました」

華やかな「フランス種奈良県産あい鴨のコンフィ フルーツのソース」はフレンチフュージョンのコースで楽しめます。鴨はたんぱく質やビタミンB群などを含んでおり、疲労回復や貧血の予防につながります。使用するのは脂身が少ない胸の部分です。

季節のテーマに合わせ食材を厳選

大岩さんは「レストラン マグノリア」の開業に合わせて認定健康カウンセラーの資格を取得し、タカラジェンヌに食育指導も行ってきました。一人一人カウンセリングを行い、目標に合わせて必要な栄養素を料理に落とし込み提供してきた経験の延長にあるのが「レストラン マグノリア」の美活メニューです。

ランチとディナーにそれぞれ、フレンチフュージョンのコースと薬膳鍋のコースがあり、献立の切り替えは年4回。中国の伝統医学を参考に季節のテーマを決め、補うべき栄養素を含む食材を厳選しています。肝臓が不調になりやすい春は、「からだリセット ストレス緩和とデトックスの献立」をテーマに食物繊維などが豊富な緑黄色野菜やキノコを用いた料理を提供。前菜に登場する「北海道産ほたてのグリーンカリーソース」にかかるのは、ペースト状にしたフレッシュなレモングラス、タイのショウガといわれるガランガルなどタイのエッセンスが詰まったソースです。アジアの風味が豊かに香るフレンチという他では味わえない新しい美食体験を届けます。

使用するオーガニック野菜や料理を彩るエディブルフラワーは自ら栽培。レストランから徒歩5分の「パティスリー マグノリア」では、〝食べる血液″といわれるビーツなどレストランならではの食材やエディブルフラワーを使用したお菓子を販売しています。

時季により食材が異なる「宝塚産のエディブルフラワーを使ったシェフサラダ」。写真は大岩さんがプロデュースするエディブルフラワーのブランド「華野彩(はなのいろどり)」の食用スミレを使用。スミレには目の働きを高める効果のあるアントシアニンが含まれています。

地元の人から愛されるお店にしたい

来店者の多くは、頑張る自分へのご褒美を目的とする女性たち。「ただ食事をするだけでなく、癒やされてほしい」と話す大岩さんは、料理だけでなくサービスにも力を入れており、極上のおもてなしを目指します。 「これからは地元の人にも来てもらえるように、PR活動も頑張っていきます」。現在はランチ限定でリーズナブルで親しみやすいメニュー「シェフテイスティングメニュー」を考案中。「レストラン マグノリア」の料理を少しずつ味わえる内容を予定しています。

「モリーユ茸とトリュフのフランローズマリーの香」は、香りとともに食事を楽しめるエディブルバブルを使用。バブルがはじけるとスモークと香りが漂います。
春のコースはランチ7,700円、ディナー1万3,000円(金額は内容によって変わります)
レストラン マグノリア
宝塚市南口2-13-30 ラルモニーD
TEL:0797-20-7218
HP: https://magnolia-takarazuka.com/
営業時間:11:30~15:00、17:30~22:00
定休日:月曜
アクセス:阪急「宝塚南口」駅から徒歩約5分
※要予約
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