スペイン伝統の口溶け滑らかな「クレマカタラーナ」

阪神「西宮」駅から徒歩約5分、スペインバル「BODEGA d’evis」では、パエリアやアヒージョなど本場スペインの味を提供しています。食後のデザートの一つ、カタルーニャ地方発祥の「クレマカタラーナ」は、現地ではバスクチーズケーキに次ぐ定番のスイーツ。とろけるような口当たりのカスタードクリームとパリッと香ばしいカラメルの対照的な食感を楽しめます。

テイクアウトも可能な同店のクレマカタラーナは、牛乳、卵、砂糖、生クリームを混ぜ合わせてオーブンで焼き、粗熱を取って冷やした後に、表面に砂糖を振ってバーナーでキャラメリゼします。「生クリームを多めに加えることで、濃厚な味わいと滑らかな口溶けを実現しています。現地の味を参考に、定期的に香料を変えており、現在はシナモンで香り付けしています」と店主の安澤朋晴さん。イートイン用には、コーヒーや抹茶といったテイストのものを用意することもあるそうです。

スペインでは温かいまま食べられていた時代もありますが、現在は冷やして食べるのが主流で、同店でも冷蔵販売しています。ほろ苦いカラメルを少しずつ割りながら、パリパリとした食感と共に、ひんやりとしたクリーミーな味わいを堪能しませんか。