雨の多いこの季節、できることならぬれたくない。そんな時におすすめの“傘いらず”の駅直結ランチスポットを3軒紹介します。

御影の鮮魚店が営む居酒屋でランチ

阪神「御影」駅から徒歩すぐ、高架下にある市場「旨水館（しすいかん）」で約60年前に創業した鮮魚店「髙松商店」。4年前からは店舗の奥で居酒屋を営んでおり、新鮮な魚が主役の料理を提供しています。

土曜、日曜、祝休日限定のランチタイムには、「日替り定食」「お造り定食」「おまかせ焼魚・煮付け定食」など8種の定食をラインアップ。一番人気の「日替り定食」(1,100円)は1日15食限定で、メインのおかずに総菜2種、漬け物、ご飯、味噌汁がセットになっています。メインはアジフライ、ホタテコロッケをはじめ、旬の魚のムニエルや煮付けなどで、仕入れ状況によって決まります。中でもアジフライは、肉厚で脂が乗ったアジを使用。丁寧に骨抜きされているため食べやすく、サクサク食感の衣も魅力です。マヨネーズが濃厚な自家製タルタルソースと辛口ソースが添えられ、好みに応じて楽しめます。「その日の朝に深江の神戸市中央卸売市場東部市場で仕入れた魚を使っています。産地は時々で異なりますが、鮮度と大きさには自信があります」と4代目店主の髙松寛彰さんは話します。

ランチタイムからアルコールを提供しており、お酒を飲みながら昼食を堪能する人も多いそうです。気分が沈みがちな雨の日のお昼は、アルコールと鮮度抜群の魚料理で気分を晴らしませんか。