みなと元町の日曜朝限定中華がゆ

神戸・元町のシェアキッチンで日曜の朝だけ営業しているおかゆの店「カユアサ」。会社員の土井さんと、同じく会社勤めをしながら同シェアキッチンで「台湾食堂kitchen kiki」を営む林さんがタッグを組み、2025（令和7）年1月に立ち上げました。

メニューは、おかゆと副菜4種の「セット」（1,000円）一択。ジャスミン米を貝柱や干しえびなどのスープで炊き上げた一品は、口の中で程よくとろけ、しばらくするとうまみたっぷりの温かいスープがじんわりと五臓六腑に染み渡ります。

副菜は週替わりで、取材時は「大根餅」「台湾ピータン」「蒸し鶏」「生ザーサイ」。「おかゆはお代わり自由です。まずはそのまま、2膳目は副菜をのせて食べていただけたら」と林さん。台湾ビールや台湾紹興酒も提供され、「朝飲みを楽しまれる方もおられますよ」と土井さんは話します。さらに、甘いものが欲しい人には、プラス200円で週替わりのデザートを付けることも可能。この日は中国や台湾でおなじみの、ごま餡入りの団子のお汁粉のような「湯圓（タンユエン）」でした。

多くの店がまだ営業していない朝6時に開店するので、早朝から活動する朝型タイプの人にはありがたい一軒。丁寧に作られた熱々のおかゆで体を目覚めさせ、有意義な日曜を過ごしませんか。