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神社で金運アップ

宝くじを買う前に、神社で金運向上を祈願しましょう。財運にまつわる伝説が残る地に立つ芦屋市の打出天神社、神の使いの白蛇を祭る塚がある和田岬の和田神社、金運に関するユニークなお守りを授与する尼崎えびす神社を紹介します。

打出の小槌に一願成就を祈る打出天神社

芦屋市打出小槌町の阪神「打出」駅から徒歩約5分の所にある打出天神社は、室町時代に北野天満宮の社領地となって以降、学問の神様として有名な菅原道真が祭神に。受験シーズンには合格祈願の参拝客で賑わう一方、黄金伝説が残る金津山古墳に隣接することや、この地に伝わる打出の小槌伝説から商売繁盛や財運の祈願に訪れる人も多いといいます。「打出の小槌を振ると、どのような願いもかなうという言い伝えがあります。財運に限らず、あらゆることにチャレンジする時の味方になってくれるでしょう」と宮司の山西康司さんは話します。

2019(令和元)年には、境内に「打出の小槌石絵馬」が設置されました。石でできた小槌の胴の部分が動く仕組みで、心を静かに、重みのある石に念を込めてゆっくりと上下に揺らすと一願成就するといわれています。その他にも、振るのが楽しくなる小槌型のおみくじや、打出の小槌が描かれた絵馬もあります。金色の打出の小槌が刺しゅうされた御朱印の授与も行われており、毎月1日、15日、25日限定で金文字の御朱印をいただけます。

お守りは金運にまつわるものだけでも9種をラインアップ。財布に入れられるもの、金箔が入ったもの、小判形のふっくらとしたものなどいろいろあるので、自分に合ったタイプが見つかるはずです。金運の向上を祈願し、お守りを携えて、宝くじに挑みませんか。

「打出の小槌石絵馬」。胴の部分を上下にゆっくりと揺らします。
持ち帰れるタイプのおみくじは、小槌型のマスコットとおみくじがセットになっています。全7色あり、お土産にも人気だそう。500円。
左から小槌の中に金箔が入った「小槌守(金箔入)」(1,000円)、小判形の「金運守」(1,000円)、財布に入るサイズの「小槌守」(500円)。
打出天神社
芦屋市春日町1-21
TEL:0797-22-1877
アクセス:阪神「打出」駅から徒歩約5分
マップ:https://maps.app.goo.gl/16feiKMmZEp3sVF97

神の使いの白蛇に願いを託す和田神社

神戸・和田岬の和田神社は、尼崎市から神戸市までの地域でえびす様が祭られた最古の場所といわれています。同神社では、古来神の使いとして崇敬されている白蛇を祭る塚を設置しています。「神社に伝わる古文書に、松の下に白蛇の祠(ほこら)を作って拝んだという話が残り、明治時代の社殿の移転や戦後の本殿再建の際に白蛇が姿を現したという言い伝えもあります」と宮司の奥田雅人さんは話します。

神様に近い存在である神の使いに祈ることで、願いを早く届けてくれるとされたのが信仰の始まりです。参道の北側に連なる朱色の小さな鳥居をくぐり抜けて左手にあるのが「巳塚」です。巳塚に入ると、願いを書いて納めるとかなうとされる、手のひらサイズの白磁の白蛇「祈願巳」が台の上に並べられ、その奥に願いを書き込まれた祈願巳が数えきれないほど奉納されています。「かつては御神木である松の根元に本物の蛇が置かれていましたが、木を保護するため、別に場所を設けたそうです。参拝ルートは定めていませんが、本殿に携えてお祈りをし、巳塚に納めるのもいいと思いますよ」

境内ではさまざまな神を祭っており、道開きの神様として知られる猿田彦神の猿田彦社や、京都伏見稲荷神社から勧請された高倉稲荷神社をお参りできる他、財運のご利益のある弁財天の銅像も立っています。何かを実現させたいと思った時の神様への祈り。願いを早く伝えるために神の使いに託すのもいいかもしれません。

「祈願巳」(800円)の体の部分や裏側など、好きな場所に願いを書きます。
巳塚には願いが書かれたたくさんの祈願巳が奉納されています。
境内の「弁才天銅像」。財運開運、技芸上達、縁結びなど多くのご利益があることで知られています。
和田神社
神⼾市兵庫区和⽥宮通3-2-45
TEL:078-652-1551
アクセス:地下鉄「和田岬」駅から徒歩すぐ
マップ:https://maps.app.goo.gl/BinEZB9SZcdRU18VA

良縁と財運向上を願う尼崎えびす神社

阪神「尼崎」駅から徒歩約5分、阪神電車の高架沿いにそびえる高さ17mの朱色の大鳥居が目印の尼崎えびす神社。祭神は八重事代主大神で、商売繁盛や仕事運上昇をかなえてくれるとされる、えびす様です。「えびす様といえば鯛を抱える姿をイメージされると思いますが、当社のえびす様は蔵を抱えています。蔵が建つほどお金が入って来るという言い伝えがあります」と宮司の太田垣亘世さんは話します。

商店街が集まり、商売に関わる人が多い土地柄、財運向上や商売繁盛にまつわるお守りを多数用意しています。中でも太田垣さんのイチオシは、一万円札を模したインパクトのある「金福萬縁」。良縁を結ぶことで金運に恵まれるというお守りで、人や仕事で良い縁に巡り合い、その縁を大切にすることで自然と金運も向上するというものです。その他にも、願いを書いた札をポストに入れ、神の使いであるキツネに稲荷神へ届けてもらう「願掛けきつね」や、触れると運が付くとされる奇石「月像石(つきいし)」など、願いや運につながるスポットがあります。

「お金に関して願い事をする時は、良い使い道を想定して願うことが大切です。日常的に誰かのためになるような良い行動を積み重ね、厄を払った状態で祈願をすると、運も巡ってくると思いますよ」。良い縁が結ばれ運気が向上するよう、日々の生き方を見直し、ここぞのタイミングで神様に祈りましょう。

現在は新旧の札2種がある「金福萬縁」(各1,000円)。逆さまにして財布に入れたり、壁に飾ったりします。他に金運や商売繁盛のお守りも。
奇石「月像石」。古くから“神石”とあがめられ、触れると「運が付く」「付きが出てくる」と言われているそうです。
「願掛けきつね」(800円)のポスト。願いを書いた札を入れます。
尼崎えびす神社
尼崎市神田中通3-82
TEL:06-6411-3859
アクセス:阪神「尼崎」駅から徒歩約5分
マップ:https://maps.app.goo.gl/4AAVGFWaoZyX9Md27
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