フランスの揚げ菓子を使った「アイス・べニエ」

阪急「門戸厄神」駅から徒歩約10分。西宮市の閑静な住宅街にあるベーカリー「gnome」では、7月から9月までの夏季限定で「アイス・ベニエ」（380円）を販売しています。

「ベニエ」はドーナツのような、フランス発の揚げ菓子。「新作としてパン生地を使ったベニエを考えていた時、お客さんから宝塚市にある『Gelateria Rintocco（ジェラテリア リントッコ）』さんのジェラートを差し入れでもらって。そのあまりのおいしさに、『ベニエに挟むジェラートを作ってくれませんか』とお願いしました」と話すのは、店主の明石宇晃さんです。

ベニエの生地には、北海道産小麦「ゆめちから」に他の北海道産小麦をブレンドした粉を使い、もち小麦も配合。ふわふわ、かつ、もっちりとした食感を実現しています。「少しでも罪悪感の少ないものに」と、牛乳の代わりに有機栽培された大豆から作った豆乳を入れ、風味付けに米こうじ酵母を加えているとのこと。揚げ油も栄養価の高い米油です。

注文を受けてからベニエでサンドするのは、合成添加物不使用、オーガニック素材を使用した安全・安心のジェラート。今年はフランボワーズチョコや桃、抹茶など6種がラインアップし、2週間ごとにフレーバーが替わります。「Rintoccoさんのジェラートはこくがあり、それでいて後味はさっぱり。ベニエ生地に負けない深みがあります」 。ふわふわのベニエとこだわりのジェラートのコラボレーションは、太陽の季節だけのお楽しみ。唯一無二の味わいを、ぜひお試しあれ。