アフタヌーンティーで優雅に③LE UN 神戸迎賓館
アフタヌーンティーは、スイーツや軽食と共にお茶を楽しむ英国発祥の食文化。ホテルのティーラウンジやカフェでは、それぞれに趣向を凝らして提供しています。とりわけ個性的な3店のメニューを紹介します。
非日常の空間で味わうレトロな洋食とスイーツ
神戸・須磨にあるフレンチレストラン「LE UN 神戸迎賓館」は、1919(大正8)年に貿易商、西尾類蔵氏の邸宅として建てられた洋館を活用しています。建築当初の趣が残る兵庫県指定重要有形文化財で、木曜、金曜の昼限定で味わえるのが、大正時代をテーマにした食事とスイーツを楽しめる「大正レトロアフタヌーンティー」(ドリンク付き、4,400円)です。大正時代に食されていた洋食とスイーツ全13品が、前菜、スープ、ハヤシライス、デザートの順で登場します。
4種の洋食で構成された前菜とパイ包みのスープに続いて提供されるハヤシライスは、淡路島産タマネギをじっくり炒めて自然な甘みを引き出した優しい味が特長です。7種のデザートは大正時代の流行をくみつつ、現代風に華やかにアップデート。旬のフルーツを取り入れた杏仁豆腐、ロールケーキをメインに、レトロなシルバーのトレーに盛り付けられています。「一目でどんなスイーツか分かるよう、シンプルな見た目にこだわっています。季節感を大切に、どの年代の人も食べやすい味にしました」とシェフパティシエの間瀬順子さん。提供時には、メロンパンを「サンライズ」と呼ぶ神戸の地域性や、それぞれのお菓子が販売されるようになった年代など、洋風の食文化を解説してもらえます。
重厚感のある落ち着いた空間は、記念日などのお祝いの席に利用されることも多いそうです。大正ロマンに浸る特別なひとときを過ごしてみては。



ル アン 神戸迎賓館
神戸市須磨区離宮西町2-4-1
TEL:078-739-7600
営業時間:11:30~15:30(L.O.14:00)、17:30~22:00(入店は20:00まで)
定休日:火曜
アクセス:山陽「月見山」駅から徒歩約10分
HP:https://www.vizcaya.jp/restaurant/afternoontea/
マップ:https://maps.app.goo.gl/9zMsBybfcFhrCHBr9
神戸市須磨区離宮西町2-4-1
TEL:078-739-7600
営業時間:11:30~15:30(L.O.14:00)、17:30~22:00(入店は20:00まで)
定休日:火曜
アクセス:山陽「月見山」駅から徒歩約10分
HP:https://www.vizcaya.jp/restaurant/afternoontea/
マップ:https://maps.app.goo.gl/9zMsBybfcFhrCHBr9