ほっこり朝ご飯②カミカ茶寮+読林

カフェや喫茶店で提供されているモーニングはパンや洋風メニューが主流ですが、たまにはちょっと違った朝ご飯を味わいに行きませんか。早起きしてでも食べてみたい、中華や和風の朝ご飯を紹介します。

一王山の朝を楽しんでからいただく「朝ごはん」

神戸市灘区、一王山中腹に立つ十善寺の境内に「カミカ茶寮+読林(とくりん)」はあります。2020(令和2)年2月のオープン以来、登山や朝活を楽しむ人々の憩いの場として親しまれてきました。

6時30分から9時までは、おにぎりまたはトーストから選べる「朝ごはん」(700円)を提供しています。境内で毎朝行われるラジオ体操に参加する人が朝食を取れるようにと考案されました。おにぎりを選択すると、地元で収穫された「コシヒカリ」を使った2個に具だくさんの味噌汁、小鉢がセットに。新鮮な野菜、ジャム、黒大豆などをトッピングしたトーストには、自家焙煎したコーヒーか紅茶が付いています。「地元の農家が育てたお米や旬の野菜を取り入れた品々は、シンプルな分、素材本来のうまみを十分に味わえます」と店主の豊永祐子さんは話します。窓から見える木々の緑や境内に漂う穏やかな空気にも癒やされます。

朝ごはんを食べた後は、読書を楽しめる2階の「読林」も利用可能。こぢんまりとした空間に本棚とテーブル席9席を備え、お茶を飲みながら本の世界に浸ることができます。早朝の清々しい空気を感じた後に、心満たされるひとときを過ごしませんか。

「朝ごはん」のおにぎりのセット。おにぎりと味噌汁の具材は日替わりで、この日は菜の花とかつお節のおにぎりと手巻きおにぎりに、青ネギ、油揚げ、ダイコンが入った味噌汁でした。
「朝ごはん」のトーストのセット。ジャムと野菜は日によって変わります。この日のトッピングはオレンジマーマレードと黒豆・レタス、紫キャベツのマリネ、トマト風味のマカロニサラダ、レモンでした。
自然光が差し込む明るい店内で、まったりと朝食を楽しめます。11時からはランチタイムです。
カミカ茶寮+読林
神戸市灘区一王山町12-48
営業時間:6:30~17:00(月曜は9:00まで)
定休日:木曜、不定休
席数:テーブル12席
アクセス:神戸市バス「高羽町」下車徒歩約10分
マップ:https://maps.app.goo.gl/5R6S5bBKypkud7t47
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