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すし屋のこだわり卵料理①鮨 八代 本店

すしのネタといえば、新鮮な魚介が中心ですが、海の幸と共に“いい仕事”をしているのが卵です。個性あふれる握りずしと、すしを盛り立てるユニークな茶碗蒸しなどを紹介します。

巻きスタイルの上品な玉子のすし

シャリの上に厚焼き卵をのせたものが主流の玉子の握りずし。神戸市中央区・三宮に2店舗を構える「鮨 八代」では、これとはひと味違ったタイプに出合うことができます。

2018(平成30)年にオープンした「鮨 八代 本店」で定番商品の「玉子」をオーダーすると、運ばれてきたのは少量のシャリを数㎜の厚さに焼いただし巻き卵で巻いて、細く切ったのりを帯状に締めた、愛らしいビジュアルの一品。「初代の店長が大阪での修業時代に教わったものを取り入れたのが始まりです」と3代目店長の原健二さんは話します。

卵は、大分県産の「蘭王」を使用しています。黄身がオレンジ色で、濃厚な味わいが特長です。焼いた玉子は薄くてもふんわりと軟らかく、やや甘めの味付けで、単品はもちろん、おまかせのコース(6貫1,050円~)にも盛り込まれています。

玉子以外もシャリは全て一口サイズで、女性をはじめ食の細い人や2軒目での利用客に支持されているそうです。ネタは産地にはこだわらず、その時々でリーズナブルなものをセレクトし、単品は、玉子をはじめ多くが2貫330円という驚きの価格で提供しています。「初めての方は、まずはおまかせコースがおすすめ。イチオシの魚介をいろいろ堪能し、玉子で締めていただけます」。スイーツ感覚で楽しめる優しい甘さの玉子のすしは、存在感抜群の“影の主役”といえそうです。

のりの帯で巻かれた「玉子」。初めて見た人は濃い色合いに驚くそう。
「おすすめにぎり」の内容は、その日の仕入れによって変わります。希少なマグロの脳天が入ることも。
明るい雰囲気のカウンター席。開店間もなく満席になる日も多いといいます。
鮨 八代 本店
神戸市中央区中山手通1-6-7 三佳ビル1F北
TEL:078-331-8883
営業時間:18:00~15:00
定休日:日曜
席数:カウンター11席
アクセス:各線「三ノ宮」「三宮」「神戸三宮」駅から徒歩約5分

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