- 生き物や自然と触れ合える「NATURE STUDIO」
- 飛行機に乗らなくても楽しめる神戸空港
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8月22日公開予定
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飛行機に乗らなくても楽しめる神戸空港
今春、国際線のチャーター便を中心とする第2ターミナルが開業し、国内線も神戸-新潟線が加わった神戸空港は、飛行機に乗らなくても多彩な“お楽しみ”がある穴場のクールスポットです。朝夕の混雑時を避けて、ちょっと出かけてみませんか。
人気のミニチュア展示やフライトシミュレーター
2つのターミナルから成る神戸空港。とりわけ国内線が離着陸する第1ターミナルには、搭乗者以外も利用できる施設が多数あります。まずは展望デッキがある屋上フロアからさらに階段を上り、ミニチュア作品ミュージアム「MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT」へ。ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんが手がける、遊び心あふれる作品に出合えます。展示室は2室に分かれ、「AIRPORT ZONE」には食品や雑貨を飛行機や空港に見立てたミニチュアの世界が広がります。もう一つの「KOBE ZONE」には、神戸ゆかりの企業約100社の商品パッケージで表現した神戸の街並みの大型ジオラマなどがずらり。ガラス張りの窓からは滑走路を一直線に加速し空中へと浮上する飛行機なども見え、飽きることがありません。
見るだけでなく操縦を体験してみたいという人には、屋上フロアに設けられたフライトシミュレーターがおすすめです。利用料は1回200円。神戸空港をはじめ国内外6空港でのジェット機やセスナ機による離着陸全7コースから選べ、操縦管を握って数分間、パイロット気分に。全て音声ガイド付きで、初心者向けのコースもあるので気軽に挑戦できます。



兵庫県の食材を取り入れた定食やジェラート
手に汗握るスリルを味わった後は、ランチタイム。今春オープンした3階フードコート「神戸ソラもぐ」の一角で営業する「神戸園」では、地産地消を意識したメニューを提供しています。定食は全5種。肉や魚などのメイン料理に神戸近郊の野菜を使った6つの小鉢、淡路島産たまねぎスープ、ご飯または兵庫県産シラスをのせたセイロ飯のほか、だし茶漬け用のだし汁も付いています。また、「Labo Teria Piece」では、東灘区にある「白鶴酒造」が醸す大吟醸の酒かすをはじめ地元の食材を取り入れたオリジナルジェラートがいただけます。「ジェラートにかける蜂蜜やジャムも兵庫県のものです。地域の美味を堪能していただけたら」と同店広報担当の田村嘉男さん。
この他、2階のキッズスペースと屋上の展望デッキには、関西の3空港を運営する「関西エアポートグループ」の公式キャラクター「そらやん」入りの写真が撮れる「ARフォトスポット」もあります。案内板に掲示された二次元コードをスマートフォンで読み取ると、画面に「そらやん」が登場。一緒に夏の思い出の一枚が残せます。
気が付けば、あっという間に数時間。時折搭乗アナウンスが流れ、どこか非日常感漂う空港では、ちょっとした旅気分でわくわくに満ちた時間が過ごせます。



(撮影協力:関西エアポート神戸株式会社)
神戸市中央区神戸空港1
TEL:078-304-7777
営業時間:6:00~24:00〔MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT展示室は平日10:00~19:00、土曜・日曜・祝休日9:00~20:00。神戸園とLabo Teria Pieceは6:30~21:00(L.O.20:30)〕
定休日:なし
アクセス:ポートライナー「神戸空港」駅から徒歩すぐ
HP:https://www.kairport.co.jp/
マップ:https://maps.app.goo.gl/pECLvxoeXPc7f4bN9