イトイットの手刺しゅう雑貨
「イトイット」は神戸を拠点とする雑貨ブランドです。ベトナムの職人による手刺しゅうのぬくもりが感じられるポーチやシール等の雑貨を展開しています。
神戸から手刺しゅうの魅力を伝える
デザイナーや織物職人の職歴を持つ「イトイット」代表の淺田ソマさんは、ベトナム雑貨店に勤務していた約10年前、現在のパートナーである手刺しゅうの工房と出合いました。「丁寧な仕事ぶりと繊細な技に魅了され、次第に日本の人に素晴らしさを伝えたいと思うようになりました。ブランド名には『糸と糸を結び、縁をつなぐ』という意味を込めています」。2019(令和元)年に神戸でブランドを立ち上げ、商品企画から図案作成までは淺田さんが担当し、現地の工房で製作しています。
同ブランドでは、ベトナムに根付く刺しゅう技術のうち、6本組のコットン糸を使ったフランス刺しゅうの技法を取り入れています。綿の風合いを生かした、ふんわりと立体感のある仕上がりが特長で、生地は麻とポリエステルを混紡した柔らかい布や、しっかりと張りのあるコットンキャンバスなどを商品に合わせて使い分けます。「手仕事だからこそできる、ステッチとビーズを組み合わせたデザインにしています。同じ柄でも職人によって雰囲気が変わるので、ぜひ店頭で見比べてみてください」
図柄は生き物をモチーフにしたものが多く、パンを持つパンダやサングラスをかけたネコなど、ユニークでかわいらしいビジュアルが目を引きます。使いやすさも大切にしており、まち付きで小銭や鍵も入る「ICカードポーチ」(3,520円)、収納スペースが2つある「Wポーチ」(大4,840円、小4,510円)は代表的な商品です。その他にも、ふかふかのベルベットを裏地にした「眼鏡ポーチ」(4,900円)や、スマートフォンやパソコン、手帳などに貼れるシール「ししゅール」(2,970円)など、多彩なアイテムがそろっています。
いずれも関西の百貨店の催事やマルシェ、オンラインショップで購入できます。手刺しゅうのぬくもりに触れられるアイテムは、日々の暮らしでふとした瞬間に心和ませてくれそうです。




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