半熟の目玉焼きが3個も乗った「焼き豚エッグ丼」

神戸・三宮の生田神社から北へ5分ほど歩くと、中華料理店「マルマン」があります。2013(平成25)年にオープンし、家族で食事をしたりお酒を飲みながら談笑したりと幅広く楽しめる店として親しまれています。

目玉焼きを3個のせた斬新なビジュアルの「焼き豚エッグ丼」は、焼き豚を使ったメニューを考案していた際に、愛媛県今治市のご当地グルメ「焼豚玉子飯」に着想を得て誕生しました。自家製の焼き豚には豚もも肉を使用。薄口しょうゆ、みりん、酒、ネギ、ショウガを調合した甘さ控えめのたれをじっくりと染み込ませつつ、肉の弾力を残すように約2時間煮込み、最後に表面を香ばしく焼き上げます。白ご飯を覆い尽くすように8切れから10切れの焼き豚をのせ、さらに半熟の目玉焼きをトッピング。特製の甘辛いたれとマヨネーズをかければ完成です。つやつやとした卵は、黄身を割ってご飯と混ぜながら食べてもよし、最後の“とっておき”に残しておいてもよし。「れんげでかき込みながら食べられるような、ジャンク系の“超ぜいたくな卵かけご飯”を目指しました」と店主の橋本昌憲さんは話します。

男性からの支持が高くリピーターも多いそうですが、意外に重くないので女性客にも好評を得ています。いつもとはひと味違った中華メニューを食べたい時にぴったりの一品です。