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スパイス料理で残暑を乗り切る①タイーム

料理で刺激や香り、こくを加えるとともに、食欲増進やデトックス効果などが期待できるスパイス。暑さが厳しい国では、スパイスを利かせた料理が日常的に食べられています。スパイスの力を借りて酷暑で疲れた体を癒やしましょう。本場の味に触れられるお店のケバブ、ビリヤニ、スープを紹介します。

地中海料理店のラム肉のケバブ

阪神「西宮」駅から徒歩約5分の所に、中東地域や地中海沿岸の料理を提供するレストラン「タイーム」があります。店主の藤野泰成さんはイスラエルで仕事をした経験から、あまり知られていない現地の味を日本人にも食べてほしいと店を持つことを決意。2011(平成23)年にオープンする前にはイスラエルで食べ歩き、スパイス専門店でブレンドの方法を学んだそうです。

中東全域で食べられるケバブは、調味料やスパイスで味付けした肉を焼いた料理で、焼き方により数種のケバブが存在します。同店は、食べやすい串焼きタイプ。現地で定番のラム肉をはじめ、牛肉、鶏肉、ひき肉の4種をラインアップしています。とりわけラム肉は一般的に使われるショルダーではなく、高級部位で軟らかさのある肩ロースを使用。スパイスはラム肉には約20種、その他には約10種を合わせて一晩ほど漬け込み、鉄の串に通して約10分かけて焼き上げます。「クミンやカルダモンなどのスパイスで臭みを抑えつつ、味を調えます。ラム肉に対する先入観を持たずに食べてみてほしいです」と藤野さんは話します。テーブルに運ばれると、ほんのりとスパイシーな香りが漂います。子どもも食べられる程よい辛さで、「スパイス料理は辛い」というイメージが見事に覆されます。

ケバブの他にも、スパイスをたっぷり入れる魚のシチュー「スパイストマトタジン」もおすすめだそう。中東や地中海の珍しい食に舌鼓を打ちながら、スパイスが利いたケバブで体を元気づけましょう。

鉄の串を使うことで、内側からもしっかりと火が通ります。
「3種盛り」(2,380円)。鶏肉とひき肉に、ラム肉か牛肉を選びます。
店内には地中海の地図や写真などが飾られています。
タイーム
西宮市馬場町5-26
TEL:0798-31-7951
営業時間:17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:水曜
席数:カウンター7席、テーブル20席
アクセス:阪神「西宮」駅から徒歩約5分
Instagram:https://www.instagram.com/tai.im/
マップ:https://maps.app.goo.gl/9PP7LunyCAsGtM9L9
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